こんにちは、木下です。
前回、舌や口呼吸についてお話をさせていただきました。
前回のおさらいですが、
姿勢が悪い→頭位の後傾→口が開く→口で呼吸→舌が下がる→上顎が狭くなる→歯並びも悪くなる。
でしたね。
「姿勢が悪い」と言われても、
では、「良い姿勢」っていったいどんな姿勢なの?
まずは、そこから行きましょう!
本来、姿勢には、重心線というものがあります。
それは、体を前後から見た「左右の重心線」と横から見た「前後の重心線」があります。
左右の重心線は、そんな難しくありません。
体の真ん中を通ります。
では、前後の重心線はというと
イラストのような線を通ります。
専門用語が並んでいますが、
耳垂→耳たぶ
肩峰→肩の先
大転子→骨盤横にある大きなゴロンした骨の出っ張り
膝蓋骨→膝のお皿
腓骨外果→外くるぶし
です。
上の箇所がまっすぐ一直線上に並んでいるのがベストです!
これがいわゆる「良い姿勢」となります。
そして、「良い姿勢」=「本当は楽な姿勢」です。
そんなこと言われても、この姿勢したら疲れるよ!
そんなあなた
小学生の時、こんなことしませんでした??
僕は掃除をさぼりながら、よくやっていましたが・・・
この状態ってほうきの重さってほとんど感じなくないですか?
これは重心バランスが取れているので、ほうきが勝手に立っててくれます。
これを体でやると、さっきのような姿勢になって、骨格が勝手に立ってくれるのです。
そしたら周りの筋肉をあまり使わなくて済むので疲れづらいのです。
問題です。
頭ってどれくらい重いと思いますか?
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答えは・・・・・4から6キロ!
かなり重いです。。。
この重さを首の骨や筋肉で支えていますが、
さらに、頭を前に傾けてスマホを見るような姿勢だと首の骨に最大27キロくらいまで負荷がかかるといわれいます。
これは8歳の子供の平均体重です。。。。
そりゃあ、肩もこりますよ・・・・
話が長くなってきてしまったので、良い姿勢がどんなものかがわかっていただけたと思うので、今日はこの辺にしておきます(^^)
次は、悪い姿勢で起こることについてお話します。
ではまた(^^)
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